「嘘だよ」

あの名曲カ・ク・シ・ゴ・トについての考察を今一度。


討論するのはもちろんこのセリフ。


「、、、だよ」



北山がソロ曲の最後に何か言ってる!

っていう情報を得て、まずは音源を聴いた時。


聞こえない。え?なんて?なんて言ったの?


音量最大にしても聞こえず。


歌詞カードには

「、、、だよ」


なるほど、、やってきやがったなHusiQ.K、、、


まあでもこれはきっと「好きだよ」で決まりだろ!

こんなサービスあんのかよ!!!!

ライブでは聞こえるように言うのかな?!


くらいに思ってた私が今では

こんな頭をフル回転させることになるなんて、、、


その時は知る由もなかった。

(文章書くの下手なやつが使いたがる表現)




事件の発端は2018ライブ初日。



北山ソロのお時間がやって参りました。

(まずは優しい雨のイントロが流れて大号泣した私)


宏光と禁断の恋愛ができる世界戦どこ、、、

(これがイケナイ恋愛だということは音源でわかる)


なんて考えてる余裕もなくライブでの彼のパフォーマンスに息が止まる私。


そして事件は突然起きた。

 

最後!くるぞくるぞくるぞ、、、、!




「「嘘だよ」」




会場「(ザワつきつつも)キャ〜!!!!!!」

私「、、、?(今何が起きた?)」(鳥肌)


キャーでもなんでもなくとにかく頭が真っ白になった。


多分ちょっと息止まったと思う。

そして時も止まったと思う。



数分経ってようやく頭が働き出す。

「、、?さっきなんて言った、、、?嘘だよ?」

ここからは一生そのことが頭を埋め尽くす。


それまでイメージしてた曲のストーリーが一掃。


「え?何が嘘なの?聞き間違えじゃないよね?」



公演中めっちゃ考えたけどよくわからなかったので

公演が終わってから色々考えてみる。




ここで登場するのが優しい雨


「国民の元カレ」


こんな異名まで生まれた名曲。


優しい雨はね、もう曲のまま。聞いたまま。



人生最大の失恋



大好きな彼女はもう過去の女



2017年優しい雨が全米を泣かせたけど(?)

披露がなく号泣した私。

その悔しさは忘れられずずっと一年間言い続けた。

(確か恒例のジャニーズ楽曲大賞でもソロにするとかなりな上位だった)


いつか披露する時があるといいな、、、


そんな思いがまさかすぐに叶うとは。



2018ツアー。北山のソロ。

イントロで流れてきたのはまさかのあの曲。

傘を持って歩く宏光。


夢かと思ったよね。


不覚にも涙。滝のような涙。


優しい雨を生で見れる日が来たなんて、、!

生きててよかった!!!


この時、というかわりと最近までは


きっとこの披露はファンの声が届いたんだね。

北山くんのそういう気持ちが嬉しい。


って思ってたの。


だけどね、それぞれ魅せ方が違う二曲をメドレーにして一曲ずつの時間が減ったことに対して勿体ないなって思ってた。それぞれの世界観をしっかり演出して一曲じっくり楽しみたいなって思ったの。


(とはいうものの北山くんがファンの声を聞いてくれたという優しさが勝ってたから感謝の気持ちの方が大きかったことは確かである。) 



でもね?


この曲がこれまでのHusiQ.Kの曲と繋がっていたら?

そしてカクシゴトも繋がっているとしたら?


こんなことを急に考え出した。



優しい雨〜カクシゴト


これはHusiQ.Kが繋がりをもって作ったのだとしたら?


計算されたメドレーだったとしたら?


作った時からメドレーは想定してたとしたら?


ここがめちゃくちゃ鍵なんだよね。



北山くんにファンの声が届いたって感激してたのももはや北山くんの掌で転がされてるわけですよ。ファンの声が届いたと勝ち誇ってたのに結局は北山くんの勝ちなのですよ。大勝利されてるのですよ。


この説まじでちょっとあると思ってて。

1.北山くんは曲の世界観大切にできると人なのに真反対の曲をつないできた。これには意味があるのではないか?

2.ファンの声が届いたとはいえ北山1人だけじゃなく玉森藤ヶ谷だってソロあったしな?ここでメドレーしてくるか?


⚠︎1に関してはフォルムギブミーで雰囲気ぶち壊しにしてる人間なのでちょっと言い切れないところはあるけど北山くんが演出したグル曲のつなぎとか演出とか見てるとしっかり考えてる人だなあと思う。それにこのメドレーに関してはふざけにいった要素は一つもないしね。



そしてこうなると「嘘だよ」の意味が変わってくるんですね。


こう考えるとやっぱり

"大好きだった彼女"が関係してくるわけですよ。


過去の女が忘れられない。

次の恋愛に進めない。恋愛ができない。


多分優しい雨の男性はこんな感じなんですよ。


優しい雨からカクシゴトに切り替わるとき。

傘を閉じた瞬間に目の奥が変わる感じ。


もうあのときの俺はいない。くらいの感じに見える。急に悪い男になった。でも辛い恋愛の過去は抱えている。過去の恋愛が今の彼を作った。

(見ようと思えばいくらでもそう見える)



てことはね、カクシゴトの彼女に言い放った

「嘘だよ」は「全部嘘だよ」と解釈できるんです。


あの言い方にもポイントがあって、


・聞こえないくらい微かな声

・振り返りながら

・冷たい目をしながら(ここは公演ごとに異なるかもしれないので定かでは無い)


これを踏まえて私が浮かべた映像は


女が寝た後に小さな声で「嘘だよ」と言い放ち

そして部屋を出た。


これです。


結局HusiQ.Kは、

人生で1番愛した女を忘れられないんです。

次の恋愛に進めないんです。

本気になれる女がいないんです。


だからカクシゴト女との全ては"嘘"なんです。


最初はね、やっぱりカクシゴトそのものの歌詞も重視したんでね、男性側が惚れてる感がどうしても気になったんですよ。


いわいる本気になってはいけない相手(相手には別の男がいる)を本気で好きになってしまったがために、無理矢理離れようとするというストーリー。


禁断の恋愛を終わらせないといけない、これ以上関係を続けることはできない。もしくは彼女が幸せになるために、自分もこれ以上辛い思いはしないように、、、

こんな感じの理由で好きだけど離れなければならない。

だから「嘘だよ」という嘘をつき、自ら立ち去った。


「嘘だよ」

訳:「ごめんな。」

  「幸せになれよ、、、」

  「好きだよ、、、」





でも先ほど述べた通り

優しい雨を考えたときに大逆転。




「君と僕の物語はきっとハッピーエンドだから」

この歌詞がこの曲を最強の歌にさせたと思います。


もうね、激重代表曲なんです。

彼女がいないと生きていけない男なんです。


そんな彼が優しい雨の彼であり、

そしてカクシゴトの彼でもあったら、、、?拗



先ほど話した映像を考えてもやっぱり


「嘘だよ」

訳:「お前なんか遊びに決まってんだろ。」

        「俺の女ぶってんじゃねえよ。」

        「ただの暇つぶしだよ。」



これになる。


この訳し方してる人多いと思うけど

私はこの裏側(心の中の声)として


「〇〇(優しい雨女)に勝てるわけねえだろ、、」


こんな言葉が聞こえる。

女性を愛せなくなった過去を感じる。


ちなみに嘘だよの前の「運命的な2人」の

ふたり〜♪で企んだ顔してる感じが怖い。

もうすぐお前のこと切るよって顔してる。



あとね、これはちょっと考えすぎだと思うけど


女に対しての復讐


これもあるのかなあとか、、、




ひどい妄想してるな?大丈夫私?




ライブに来た人にはわかるって言ってたけど

キスインザダークの意味がわかったところでこのセリフの解決にはならない。全然ならない。

多分考えすぎなんだろうと思う。

一周回ってわからん。

一周回るどころか32周くらいは回った。



でも最終的にこの人のさすがだなって思うところは

「嘘だよ」の意味について明かさないところ。

「(意味については)カクシゴトです」って言うところ。


こういうところが言葉にならないけど好き。

こういうところがHusiQ.Kなんだよな。


この北山くんの言葉でもう一生この曲楽しい。

一生拗らせるわ。




これだけ書いた後に言うのもなんなんですが

考えすぎですよね。

もう考えれば考えるほどわかりません。



ですのでみなさんの考察どうぞお聞かせください。



締め方がわからないのでとりあえず、、、


宏光とカクシゴトをしたい人生でした(完)